甲辰の2024年早々、大きな災害が起き驚きました。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。そして被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。私たちは、日常の生活を当たり前のことと思わず、いつも通りのことをしながら被災地に思いを寄せていきたいと思います。
1月7日(日)が「はあも初め」となりました。晴れましたが、強い風が吹き寒い朝、大人9人子ども4人が集まりました。まずは例年通り森の南端にあるお稲荷さんに初詣です。今年も安全に楽しく森で活動できますように、そして今年こそ立ち入り禁止が解けますように!
今年最初のはあもビンゴ。強風のため、いつもより鳥の姿を見つけるのが少々難しかったですが、いつも元気なピーヨピーヨのヒヨドリがいました。葉を落とした木々の枝ぶりをじっくり見て、どうしてこういう枝の伸び方をしたのだろうと考えるのも、また面白い時間でした。
さて、午前中は巣箱の架け替えを行いました。3個の巣箱を外して掃除して掛け直す予定でしたが…まず一つ目。つかってくれたかなあと外した巣箱をそーっと開けてみると、なんとそこにいたのは、蜂(キアシナガバチ)が十数匹とゴミムシ?の仲間と思われる1センチから3センチほどの大きさの数種類の黒い甲虫が10匹ほど!ここは暖かいと越冬場所に選んだようです。巣の痕跡は見当たらず。しかし再びこの巣箱をかけ直したいので、虫には申し訳なかったのですが、退去願い(というか、無理やり枝でつついて追い出したのですが(*_*;
二つ目。こちらは、はあもお手製の巣箱ではなく、開けて中を見ることができなかったので、鳥の出入り口から覗くと卵の殻のようなものが見られたので、期待大。次回バールを用意して解体して調べることにしました。そして三つ目。これは、どこに掛けたかもあやふやだったので、みんなで探したのですが、3mほどの高い場所に掛けていました。そして、開けてみると巣の痕跡がありました。ただ、卵の殻はなかったので繁殖は成功したのかわかりません。年末にかけ替えた一つを含めると、全部で4個の巣箱のうち2つは利用されていたということで、入居率50%という結果となりました。今年はどうなるか期待して、お掃除をしてかけ直しました。
お昼ごろにようやく風が少しおさまってきて、ほっとしました。
午後からは、「野草を楽しむ散策路」の落ち葉かきです。落葉が堆積した地面では、バラエティに富んだ野草の生育は望めないので、しっかり熊手で落ち葉かきをします。小6のみーちゃんが、落ち葉かきをする理由を話してくれました。
落ち葉かきは、子どもも大好きな作業です。落葉まみれになりながら、熊手を使い、ブルーシートに集めた落ち葉を1か所に運ぶのを何往復もしました。これって、かなりの運動量で着ていた上着を脱がないと汗をかくほど。そして高い落葉の山ができれば、当然子どもたちは落ち葉へダイブ!!これがたまらなく楽しいのです。子どもも、大人も笑顔いっぱいです。
こうして、今年も笑顔でスタートできました。南野川ふれあいの森でたくさん笑顔が見られるように、今年も楽しく活動していきます。
仲間が増えて、笑顔の輪が広がりますように。今年もどうぞよろしくお願いします。