森で遊ぶ日 冬編
11月の秋編に続き、1月25日の午後、「森で遊ぶ日」をしました。比較的暖かい日が続いていたのに、この日は曇りで寒かったので、あまり来てくれないかな、と心配していました。出足は少し遅かったものの、2時ぐらいになると、1,2,3・・・・と数えていくと23人もの子どもたちが、森に遊びに来てくれていました。
今回人気は?
森に来てやっぱり一番気になっちゃうのは、落ち葉の山みたい。よちよち歩きのボクも、小学生の女の子も落ち葉に埋もれたくなってしまうようで、山にダイブしたり、落ち葉のお風呂につかったり、落ち葉をいっぱい抱き込んで投げてみたり‥‥私も一緒に雪合戦ならぬ落ち葉合戦に加わってしまいました。
ここでは今の季節、落ち葉は大量にあって、冬の大切な山仕事として落ち葉かきを行います。コナラやクヌギなどの落葉樹が多いこの森では、ほおっておくと大量の落ち葉が堆積して、こぼれた種が発芽しづらくなり、さまざまな野草が生育しにくくなるので行っています。もとは、畑作に欠かせない堆肥を作るために大切な落ち葉を集める作業ではあるのですが、今は目的と結果が逆転しています。
他にも、前回に続きコロコロやトランポリン、森の竹で作った弓矢での射的、木登りなど、いろんな遊びをしていました。
竹を切った!
そのうちに、「竹切りに行くよー!」と声をかけるおじさんたちに続いて、子どもたちはぞろぞろと勇んで森の中へ入っていきます。森に侵入してきている竹の伐採を、子どもたちにも体験してもらって、遊びと実益を兼ねた作戦⁉ ノコギリを持って竹を切るなんて「はあも」ならでは。子どもたちは見事にはまってくれて、なんと10本以上の竹を切ることができました。お疲れ様(^^)
そのあと、子どもたちは大人の知らない「秘密の」場所へ、切った竹の枝葉をせっせと運んで秘密基地を作っていた模様。秘密なので、大人は近寄れませんでしたが、子どものニヤついた顔から察するにさぞかし満足の基地ができたことでしょう。
こうして寒さも吹っ飛んだ「森で遊ぶ日」冬編の一日でした。
森で遊んでいる子どもたちは、本当にいい顔を見せてくれます。もっと、子どもたちに森に来てほしいなあ、遊んでほしいなあという思いから、2月22日「森と遊びと子育てと」と題したシンポジウムを行います。https://nogawahaamo.com/news/7753/
子育て中の方、子育てに関係するお仕事をしている方などはもちろん、どなたでも参加できます。お申込みお待ちしています。