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野川はあも

春が来た!

春一番も吹き、今日6日は啓蟄、虫が動き出す頃。春ですね。

小さなつぼみがぎっしりついたヒサカキの茂みで、チッ、チッ、ガサガサ・・・じっとして目を凝らすと、シジュウカラが二羽つがいでしょうか、小枝や綿毛のようなものを加えています。どこかで巣作りでしょうか。と、離れたところからは高い音で、コココココーン、アオゲラのドラミング。ツバキの木の近くでは、相変わらずヒヨドリがにぎやかに蜜を吸いに来ています。

昨日5日は活動日でした。大人が15人、子どもが7人の、久しぶりの20人越え!もうそれだけで楽しかった(#^^#)

恋の季節を迎える鳥たちに加え、地上ではおなじみのハコベやホトケノザ、ヒメオドリコソウなど春の小さな可憐な花を咲かせ、ニワトコやマユミはきれいな若葉色の芽吹きが始まっていました。

今回の観察は、はあもビンゴではなく、久々にみんなで、春を見つけながら歩きました。朝はまだひんやりだったので、ウグイスカグラやクサイチゴの花はまだ開いていませんでしたが、午後には花が見られました。柔らかいヨモギは草餅にしたらおいしいでしょうね。

そして、今回の作業は竹切り。立ち入り禁止エリアですが、道路公園センターから許可をもらい、中に入って、森のお隣の竹林から侵入している竹を切りました。エリアを限っての作業でしたが、2年半の間に竹も多く生えてきていました。全部で12,3本は切ったかな。竹切り作業の良いところは、力のあまりない人でも割合簡単に切って運べること。したがって、子どもでもできます!

そして、切った竹の枝葉を一か所にまとめると、なんと竹のトランポリンの出来上がり。弾力性のある竹は、上から踏むと押し返してくる強さがあり、なるほど子どもの発見は素晴らしい。

風もないので、のんびりと森でお弁当を食べた後は、どんぐり広場の落ち葉かきを行いました。もうすでに芽が動いている時期なので、やさしくね、とは言ったものの、ササの間にたまった落ち葉を除くにはガシガシ!体は熱くなり、どんぐり広場の地面は日が当たるようになり、落ち葉の山ができました。

春のはあも、子どもがたくさん参加してくれて、はあもの活動らしい日になったねと、みんなの笑顔が嬉しい日になりました。