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はあも納めは、すっきりと。

12月23日(土)今年最後の活動日は、よく晴れてこの時期らしい、きりっとした寒い日でした。青い空の西方には、雪をかぶった富士山を望むことができました。そして足元には霜柱。近頃は、土を踏んで歩くような場所がめっきり減ってしまい、霜柱を踏んで歩くというのも、貴重な体験になりつつあります。

今日は、巣箱の架け替えをするので、はあもビンゴのお題も、おなじみの「鳥の声」に加えて「鳥の姿」がありました。葉を落とした木々の間で鳥もよく見えるはず…が、声は響いているものの、姿はなかなかはっきり見つけられなかったのですが、ビンゴの答え合わせをしていると、目の前のコナラの木にスズメ大の鳥がやってきてくれました。シジュウカラかなと思ったらお腹はオレンジ色、ヤマガラでした。コナラからエゴノキに移り、大好物のエゴの実を食べにやってきたようです。

今日のメイン、巣箱の架け替えですが、本日の参加者5名という寂しい人数のため、森の中に4つ掛けている巣箱の一つのみ架け替えることにして、残りは1月に行うことにしました。

どんぐり広場のコナラにかけた巣箱を取り外しました。中を開けてみると、残念!巣をつくった様子はありませんでした。さっと中をきれいにして、少し離れたちがうコナラに新たに掛けました。直射日光の当たらない北向きにしっかりつけて、今度は使ってもらえますように。

次の作業は、倉庫の中の片づけとお社の掃除。二手に分かれて作業をしました。

お社は森のお隣にありますが、お社の周りのササなどを刈り払い、社の中のほこりを払いました。

倉庫の中は、どうしてもいろいろなものが増えたり、置き場所が乱雑になってしまうので、気持ちよく新しい年の活動が始められるように、全部外に出して、使うもの、取っておくもの、捨てるものに分けました。道具の数も確認です。板材が入っていた段ボール箱には、なんと4匹もヤモリがいました。冬越しのためにひそんでいたのでしょう。お邪魔してごめんなさい、そのまま元に戻しました。

とてもすっきりきれいになりました。

こうしてはあも納めの活動終了。お疲れさまでした。また来年もよろしく、と森に挨拶して帰途につきました。