2月の活動は、いつも寒いのだけど、ちょっとワクワクするのです。毎年小さな小さな春を見つけることができるので。
今年の2月の活動日は、11日(第1日曜の4日が雨天のため)と、第3土曜の17日でした。参加者は日曜は大人7人子ども二人、土曜は大人4人と寂しい人数でしたが、いろんなことができました。
11日(日)は、この時期としては風もなく穏やかでそれほど寒さは感じませんでした。いつもの「はあもビンゴ」はお休みして、観察しながらみんなで歩きました。出会いの広場の大きな切り株は、一部樹皮がはがれて年輪が四角くく分解されています。
樹木の冬芽もルーペでじっくり見る
ハラビロカマキリの卵が食べられていたり、木だと思っていたのがつる植物だったりちょっとした発見もありましたが、春を見つけると言えばこちら、ピンクのかわいらしい花…ウグイスカグラ11日に2つ咲いていました。草餅に使うヨモギも柔らかい芽をたくさん出していました。
観察タイムの後は、立ち入り禁止エリアを見回りました。ヘルメットをかぶり、いざ!
いきなり、何かの溜め糞?糞の見た目からハクビシンかと推測しました。どこかをねぐらにしているのでしょうか。
進んでいくと、大径木の枯れた木が境界フェンスを壊し、お隣の竹林に倒れこんでいます。5日に降った雪でしょうか、裂けてしまった木もあります。荒れ放題((+_+))とにかく立ち枯れの木の伐採処理を早く進めてほしいものです。全域開放の日を待っています。
午後からは、修理した巣箱を二つ掛け直しました。今年もご利用待ってますよ、シジュウカラさん。
続いて、どんぐり広場の落ち葉かき。今回もせっせと落ち葉も汗もかきかき、大人も子どもも張り切りました。
六日後の17日土曜日は雲の多い天気でした。前々日から暖かい日が続いていたので、ウグイスカグラも森の西側の入り口にあるカワズサクラも花数が増えていました。
参加人数も少ないので、作業中心の活動日です。まずは、見晴らし台にたまっている落葉を取り除きました。見晴らし台の床は現在土なので、落ち葉が溜まればなおさら草が生えやすい状態になるということで、取り除きました。落葉の下には、早くも鮮やかな緑色のホトケノザなどが生えていました。
どんぐり広場の片側には、丸太が積んでありましてその上にアサガオなどのつるがマント状になっていました。今はつるも枯れているので、それを取り除き細かい枯れ枝も端に寄せ、「不用品置き場」から「どんぐり広場の一部」の姿に戻しました。やることは簡単ですが、足場も悪く服も汚れます。が、嬉しい応援もありました。ジョウビタキの雄が作業しているすぐ近くにやってきて、作業を見守ってくれました。ジョウビタキにすれば、枝を動かしていると餌となる虫が出てくると踏んでの行動でしょうが、なんだかがんばれと言ってくれているようで、とてもかわいらしかったです。