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野川はあも

ワクワクするね(^^♪

ゴールデンウイーク初日はいちご狩り

4/27(土)大型連休初日が活動日 朝9時にはやむと予報が出ていた雨が、集合時間の9時半になってもパラパラ‥‥これは来てくれる人少ないかな?という心配はいりませんでした。大人が12人、子どもが4人、久しぶりさん、初めてさんもいます。うれしい(#^^#)

雨もちょっと濡れるかな、ぐらいでしたので、木の下で「ふれあいの森でのおやくそく」を確認し、体操しました。さて次は、「はあもビンゴ」やりましょ、と思ったら、ビンゴカードがない!!で急遽ミニ観察会となりました。

森は新緑の季節を迎え、雨でぬれたせいもあり、曇っているのに植物はどれもいきいき見えます。そんな中、目立つのはタンポポの綿毛とハルジオンの白い花。どちらもどこでも見られるおなじみの植物です。そんな見慣れている植物にも命をつなぐ知恵がありました。

タンポポは、どの綿毛も花の時より茎が伸びています。綿毛が風に乗って遠くに飛ぶように、少しでも高い位置で種を飛ばそうという戦略です。ハルジオンの方は、まだあまり背が高く育っていない草たちを尻目にひときわ草丈が高く花を咲かせています。ハルジオンの茎をちょっとちぎってみると、ストローのように中は空洞です。これならあまりエネルギーもかけず急いで生長することができます。いち早く花を咲かせ、そこにたくさんの虫が蜜や花粉を求めてやってきます。虫の助けで勢力拡大を成し遂げているわけですね。

こちらは、常緑広葉樹のシロダモ。今年出た葉っぱはこんな風に垂れています。この垂れた葉っぱ、すりすりしてみて~ということで指で挟んでこすってみると、癒される~とても気持ち良いのです。「赤ちゃんの耳たぶみたい」うん確かに。今の時期だけなので、ぜひ感じてほしいです。

緑の葉をつけた木々には、もう少しで開花しそうな蕾がたくさんありました。ガマズミ、ネズミモチ、マユミ、ゴンズイ、エゴノキなどなど。森の中では、早くもミズキが白い花を咲かせているのを、見晴らし台から眺めることができました。

ミニ観察会の後は、下草刈りです。主にどんぐり広場のササを刈りました。雨でぬれているので、作業をする私たちの足元やおしりもちょっと濡れてしまいましたが、皆さんいつものようにしっかり作業しました。

ササに混じって、クサイチゴが熟し始めています。今日はこれ目当てで来た人も多かったのかな。ちょっとまだ早いようでしたが、それでも子どもたちは袋にたくさん摘んで、口にも入れて、笑顔になっていましたね。イチゴをさがしていると、他にもいろいろ見つかるようで、ナナフシの赤ちゃん、クビキリギス、カマキリの卵、マダラカマキリ、アオスジアゲハなどを見つけました。

春は、始まる季節、動き出す季節、エネルギーがあふれ出す季節、ワクワクです。