10月2日(日)
南野川ふれあいの森を離れて、遠足に出かけました。
春から夏の草刈りを頑張ったので、草の勢いも一息ついたよう…なので、私たちも一息ついて、作業なしのお楽しみ企画のつもりだったのですが、10月という季節柄、そしてコロナも一息ついているということで、皆さまいろいろご予定があるようで、結局6人の大人遠足となりました。
お天気ばっちり!青空で風もなく、まさしく遠足日和でした。
行先は、飛森谷戸(とんもりやと)。同じ宮前区内なのに、一度区外に出てから電車とバスを乗り継いで行くことになります。意外と広い宮前区?「初山」のバス停下車3分ほどで、入り口に到着。
とんもり谷戸には小川が流れていて、6月ごろには毎年ゲンジボタルが見られます。50年ほど前までは、有馬でも野川でも見られたのが、今は区内ではここだけ?だと思います。しかし、小川のせせらぎというのは何とも心地よい(#^^#)
小川に沿って進むと、田んぼに出ます。「とんもり谷戸の自然を守る会」でお米を作っています。来週が稲刈りとか、豊作でしょうか。
田圃を過ぎると、流れに沿って湿地が続き木道になり、群生するミゾソバは花盛りでキタテハやシジミチョウのなどのチョウがやってきていました。
そこからは、坂を上り生田緑地へ。園路沿いには立ち枯れのコナラの木がちらほら。こんなに人が歩いている道沿いに立ち枯れの木があっても、通行止めにならず、なぜ南野川は全面立ち入り禁止???とちょっとぼやいていしまいますが、何かあってからでは遅いので、早急に対応はしてほしいものです。
生田緑地中央広場に出ました。お天気が良い日曜日で、たくさんの人が訪れていました。ここからは西口へ向かい、コナラクヌギ林を抜けて桝形山までのぼり、中央広場へ戻ってきました。なかなかハードなコースで汗をかきました。途中、ツリフネソウの花がたくさん咲いているのにはびっくり。また、ここもナラ枯れの被害が多いようで、今後の管理の仕方も変えていくという表示があり、どこも苦労している様子がうかがえました。
中央広場でお弁当を食べて解散となったわけですが、とてもいい遠足でした。違う緑地を歩くことで、自分たちのフィールドと比較したり、お目にかかれない植物に出会ったり、わさわさおしゃべりをしてメンバーとの親交も深まったように思います。
年に一度くらい、遠足やりましょうかね。