上手くできるかな。
11月22日(土)の活動日は、「森の径路(階段)づくり」の講座でした。いつもお世話になっている(財)川崎市公園緑地協会が開催してくれました。参加はメンバー9人と、協会から3人の方が来てくださいました。子どもたちも3人来てくれました。本日は作業のため、施工中は危険なので場所に近寄ると怒られていましたが、いつものように元気に遊んでいました。
南野川ふれあいの森は、有馬川に面した斜面緑地です。バス通りからは急坂を上ります。近年の豪雨によるところもあるのでしょうか、森の中の坂道も土が削れて勾配がきつくなり、歩くのにも滑りそうで怖い個所が出てきました。そこで、安全に森の中を歩けるように、階段を設置することにしました。

施工場所は、見晴らし台に向かって左側の木漏れ日広場に降りる道です。ここに、協会の職員の方にご指導いただきながら、一緒に作業をして4段の丸太階段を作ります。1段に丸太2本を使う階段を作ります。
あまり使ったことのない水平器で、多くの場面で傾きなどを補正し確認しながら作業を進めます。
丸太を据えるのに、丸太1本分の深さを掘ります。割とよく通る道なので、踏み固められているかと思いきや、さすがに森の土は柔らかく、掘ったり杭を打ったりするのも、力は要らずむしろ沈みすぎてしまうほどでした。

今まで、自分たちで考えながら作ったこともありました。しかし、丸太を置くにしても、杭を打つにしても基本を知ってつくることは、自分たちはもちろん森に訪れる人にも安全ですし、見た目もよいです。ハイキングや登山道などで目にしていた丸太階段も、こうして一段一段作られているとわかると、整備されている方への感謝の気持ちもわいてきます。
公園緑地協会からは、あと数段分の材料をいただきましたので、工法や細かな注意点を忘れないうちに、今度はメンバーだけで「階段設置工事」を行いたいと思います!
階段の出来具合を確かめに、ぜひ森へお出かけください。今はちょうど、森が黄金色に染まる最高な景色をご覧いただけます。






