野川はあも20周年を記念して「森と遊びと子育てと」をテーマにシンポジウムを開催します。
日程⁂2月22日(土)14:00~16:00(開場13:30)
会場⁂アリーノ(川崎市有馬・野川生涯学習支援施設)2階集会室
主催:野川はあも(南野川特別緑地保全地区管理運営協議会)共催:川崎市わんぱくの森
協力:特定非営利活動法人国際自然大学校
なぜ子育て?
野川はあもは、昨年5月に20才になりました。雑木林の手入れをするグループですが、活動を始めたときから、ずーっと子どもも一緒でした。藪と化しているふれあいの森を何とかしようよと集まった仲間に、たまたま子育て世代が何人かいて、そうすると子どもも一緒に連れてくるしかないので、必然的に子どもと共にできるやり方となったわけです。
しかし、7,8年前から、活動にやってくる子どもが少なくなり、それだけではなく普段から森で遊ぶ子どもの姿が減ったと感じるようになりました。子どもたちが森の中で、様々な遊びを編み出し笑い転げ、生き物との出会いに驚いたり感心したりする姿を見てきた私たちにはとても寂しい状況であり、何より地域の子どもの成長が心配になってきたのです。
そこで、外遊びと子どもの成長という視点から、私たちが守り育てている場所を考えてみたらどうだろうと、今回のテーマでの開催となりました。自分の住んでいる町の身近な場所に森があり、そこを遊び場として提案します。
第1部は特別講演 子どものこころとからだ
子どもの発育発達における遊びの重要性について、山梨大学学長中村和彦先生にお話しいただきます。中村先生は、教育学、発育発達学がご専門です。子どもにとって遊びこそ生活の主体。身体運動、認知、情緒や社会性を育むのは遊びから?
第2部はトークセッション 3人のゲストをお迎えします。
有馬ふるさと公園のプレーパークに関わり25年「子どもの遊び場を考える会ポレポレ」代表の山岡洋子さん
宮前区の自主保育B.B.だんで育児真っ最中の5児の母 大西由紀野さん
母と姉と共に3歳ころから野川はあもの活動に通い、現在は産業能率大学の3年生 相澤至恩さん
それぞれの立場や経験から、子どもの遊びとその影響について、会場の声も交えながら語り合います。野川はあもの岡達生がファシリテーターとして、進行いたします。
情報があふれていて何を信じたらいいのか迷う時代だからこそ、子どもの力、森の力、命の力に気づいてほしいと思います。
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参加費は無料ですが、お申し込みは必要です。こちらのQRコードからお申し込みください。
シンポジウム中の託児サービス若干名ですがあります。先着順無料です。
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