落葉樹の多い南野川ふれあいの森の2月は、空がよく見えます。
関東ですので冬晴れの日が多く、青い空がきれいです。
11日の活動日。空を見上げ耳を澄ましていると、様々な鳥の声が聞こえてきました。
ピーヨピーヨと一番賑やかなのはヒヨドリ
体も比較的大きいので見つけやすく当たり前にいる鳥のように思っていましたが、実は日本とその周辺にしかいない世界的に見れば珍しい種類だとか。
こちらはモズ。お昼休みにみんなでお弁当を食べようとしているところの目の前の木に姿を見せてくれました。長い尾を振ってます。猛禽類というのを忘れそうなコロンと可愛らしい体型ですね。
野鳥はふつう人がいるとあまり近寄らないと思うのですが、ふれあいの森にいると、いろいろな野鳥が程よい距離で姿を見せてくれます。この日はモズでしたが、ヤマガラ、ジョウビタキ、メジロ、シジュウカラなど肉眼で判別できる距離に来てくれるのは、嬉しいです。勝手に仲良しになった気分😁
11日は、他にエナガの群れがいたり、やアオゲラのドラミングも響いていました。
12月、1月と巣箱の架け替えを行ったのですが、一つだけ頑丈にできていた巣箱は、解体できず中を確認できていませんでした。この日はバールやドライバーを準備して屋根を外すことができました。
卵の殻が5つありました。無事に巣立って飛び回ってくれているのでしょうか。嬉しいです。毎年、巣箱をかけて、1個も使ってくれない年も1、2度あったように思いますが、たいていはこんな状態の巣立ちの痕跡を残してくれます。そしていつも感動してしまいます。柔らかそうな巣材をさがして、選んで、運んで、を一体何回するのでしょう。途方もないエネルギーです。
生き物は、子孫を残すために生きているんだということを目の当たりにしたように思いました。人は?人が子孫を残すには地球上の生き物が生き続けることではないのかな・・・・
ふれあいの森の鳥たちが教えてくれたような気がします。